人に何かを伝えるとき、自分が話したいことをひたすら話してしまい、
「…で、結局何が言いたいの?」
と言われた経験はありませんか?
この記事を読めば、「人に伝えるのが苦手…」を克服でき、説明上手になれます。
ぜひ最後までご覧ください。
要点整理のポイント
まず、要点整理のポイントは3つあります。
- 目的や要旨は冒頭に明示する
- 残タスク/次ステップがある場合、担当者・締切と合わせて明示する
- 詳細は後でまとめて書く
①目的や要旨は冒頭に明示する
今から何の話が始まるのかがわからないと、読み手や聞き手は集中できません。
どんな報告でも、常に目的や要旨は冒頭に書くと、受け手はスムーズに理解できます。
この記事でも、冒頭に「要点整理のポイントは3つあります」と触れています。
こうすることで、読み手であるあなたは、
「これから3つのポイントについての解説があるんだな」
と心構えができますよね。
有名な説明・報告の型として、PREP(プレップ)法があります。
「プレップ法って何?」という方は以下の記事をご覧ください。
②残タスク/次ステップがある場合、担当者・締切と合わせて明示する
冒頭に目的を聞いたあと、受け手が最も気になること。
それは、その目的を達成するためには、
- 誰が
- いつまでに
- 何を
- 達成できるように動いているのか
です。
「…で、結局何をして欲しいの?」
と聞き返されないためにも、報告する前に内容を整理しましょう。
③詳細は後でまとめて書く
詳細から書くと冗長になります。
なので、
- 目 的
- 詳 細
の順番で説明することを意識しましょう。
詳細を書くときのポイント
- 5W1Hを意識する
- 定量的なものは、できる限り数字で表現する
「商品Aはどれくらい売れたの?」という質問に対して、
「けっこう売れました」と回答するのではなく、具体的な数字で回答できるようにしましょう。
口頭での報告の際に意識すること
口頭での報告の際に意識することは、
です。
具体的なポイントは3つ。
- 聞かれたことにきちんと答える
- 報告したあとの、次に来る質問を想定する
- 自分なりの結論を持つ
①聞かれたことにきちんと答える
「名前」を聞かれているのに、「住所」を答えるようなことはしてはいけません。
聞かれたことに答えていない例
- 上司:「この前お願いした書類、提出できそうかな?」
-
部下:「いやーちょっと今日明日は会議が立て続けで、時間が取れなくて…」
これでは上司の質問に対して回答になっていませんよね…(;’∀’)
②報告したあとの、次に来る質問を想定する
次に来る質問を想定できていない例
- 上司:「先週の売上額の昨年比はどのくらい?」
-
部下:「110%でした!」
- 上司:「なるほど。どの商品が伸びに貢献したの?」
-
部下:「えっと…調べていません…」
相手の質問を想定して下調べしておくと、「できる人!」と思われます( ´∀` )
③自分なりの結論を持つ
結論を持っていない例
部下:「A案、B案、C案があり、それぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。」
- 上司:「で、君はどの案がいいと思うの?」
-
部下:「え…。一長一短だから上司に決めてもらおうと思っていて、特に私自身に意見はありません…。」
あなた自身が「どう思うのか」という意見を伝えるようにしましょう。
まとめ
要点整理して伝えることは、相手に対する「思いやり」だと思います。
思いやりの力を磨いて快適に働きましょう。
ポイントのおさらいです。
要点整理のポイント
- 目的や要旨は冒頭に明示する
- 残タスク/次ステップがある場合、担当者・締切と合わせて明示する
- 詳細は後でまとめて書く
口頭での報告の際に気をつけるポイント
- 目的や要旨は冒頭に明示する
- 残タスク/次ステップがある場合、担当者・締切と合わせて明示する
- 詳細は後でまとめて書く
もっと詳しく知りたいあなたへ
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ぜひお手に取ってご覧くださいませ。
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