「いつか転職したい」
「でも、自分のやりたいことがわからない」
「転職すべきか今の会社に留まるべきか…」
こんなモヤモヤしたループにハマったことはありませんか?
今回はミートキャリアさん主催『脱モヤモヤ!いつでも転職できる自分になる』のイベントに参加した際の学びと感想を共有いたします。
なぜキャリアにモヤモヤするのか?

キャリアに対してモヤモヤする原因は3つ。
キャリアにモヤモヤする原因
- 理想と現実のギャップ
- 長期的なキャリアが見えづらい
- 選択肢が多すぎて選べない
①理想と現実のギャップ
理想と現実のギャップは「自分がやりたいことと、できることのギャップ」とも言い換えられます。
私の理想の働き方って何だろうと考えてみました。
理想の働き方
- 目標に向けて自ら計画して、自分がやりたい方法で実行できる
- 同じ方向を向いた仲間と助け合える
- その結果として、相手に安心を提供でき、信頼につながる
これらは、学生時代のアルバイト経験や部活動、前職での経験を振り返って出てきた答えです。
ちなみに、言われて嬉しい言葉も考えました。
言われて嬉しい言葉
- 親しみやすい
- わかりやすい(読みやすい)
- 話しかけやすい
仕事においては、メール・資料作成・研修などで人に何かを説明する場面で、相手に対する思いやりが通じたときに嬉しく感じます。
なので、「親しみやすい文章」「わかりやすい」「読みやすい」というブログの感想をいただけるのは、本当に嬉しいです。
しかし、現実はどうかというと…
現在の働く環境
- 上が決めたことには絶対服従しなくてはならない(同調圧力が強い)
- 真面目にやればやるほど仕事量が増え、業務量を相談しても「人がいないから」という理由で改善できない
- その一方で、テキトーにやり過ごそうとしている人がラクできる仕組み
自分一人の力ではコントロールできる環境ではありません。
理想の働き方が実現しないならば、転職して環境を変えるしかないと考えています。
②長期的なキャリアが見えづらい
1つの会社に入って、定年まで過ごすという終身雇用の考え方は古くなってきました。
つまり、これからは転職前提のキャリアを積む時代とも言えます。
とはいえ、さまざまなライフイベントがある中で、自分が大事にしたいことを考えながら、働き方をシフトしていくのって大変ですよね。
余談ですが、私は新卒で入社した会社で数年働いたのち、1度転職した経験があります。
主な転職理由は、長時間労働を強いられる環境から脱出したかったから。
家に帰れず、会社でイスを並べて寝るなんて生活は二度としたくありません…。
なので、「今後のキャリアを見据えて…」という前向きな気持ちではなく、このまま働き続けると体が壊れると感じたから転職しました。
転職すべきか悩んだのは、人間関係が良好だった点。
「身を粉にして働く」という言葉のとおり、みんなが大変な思いをして仕事していたので、運命共同体のような不思議な一体感がありました。
今振り返ると、ただ傷を舐め合っていただけかもしれませんが…。
その当時の上司や後輩とは今でもつながっています。
③選択肢が多すぎて選べない
リモートワークや在宅勤務という新しい働き方ができるようになりました。
苦手な上司や同僚と直接顔を合わせなくてもいいのは、個人的にありがたい働き方だと思います。
しかし、「働き方の選択肢多すぎて選べない」という問題があるのも事実でしょう。
転職、副業(複業)、起業…色々あって正直悩みます…。
選択肢が多くなると、やりたいこと選びは難しくなります。
詳しい理由はこちらの記事をご覧ください。

キャリアのモヤモヤを脱出するには?

どうすれば、キャリアのモヤモヤから脱出できるのでしょうか。
ポイントは3つ。
モヤモヤを脱出するには?
- 変えられるもの・変えられないものを仕分ける
- やりたいことを言語化する
- 優先順位を決める
①変えられるもの・変えられないものを仕分ける
モヤモヤの正体がわかったら、自分の力で変えられるもの・変えられないものに仕分けましょう。
変えられないものに執着して悩んでいても、現状は変わりません。
つまり、すべて思い通りになんてできないということです。
自分の力で変えられないもの
- 自分の感情
- 過去や未来
- 他人の言動
自分の力で変えられるもの
- 自分の感情とうまく付き合うこと
- 自分の行動を変える
ポイントは、「感情をコントロールすることはできないけれど、うまく付き合うことはできる。他人の言動を変えることはできないけれど、自分の言動は変えられる」ということです。
自分の感情とうまく付き合うとはどういうことかというと…
どんなに”黒い”自分に気付いても、自分のダメ出しをしない。
自分責めもしない。
“今はそんな気持ちになって当然”と自分の本心を肯定してあげる。
下園壮太 著『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』より引用
②やりたいことを言語化する
仕分けた結果、あなたがやりたいことを言語化しましょう。
やりたいことが「変えられるもの」である場合。
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
に分解してみましょう。
やりたいことが「変えられないもの」である場合は、環境を変えましょう。
私は働く環境を変えようと思います。
③優先順位を決める
あなたにとって譲れない条件は何か、優先順位を決めましょう。
私にとって働く上で優先したいことは、「仕事よりもプライベートを重視したい」です。
今までの社会人生活を振り返ると、その職場で「いてもらいたい人になるべき」という思考が強く、人一倍努力することが美徳だと思っていました。
もちろん、どんな環境でも必要とされる人になるために努力する気持ちは大切なのですが、自分の体調や本音を抑えて、組織に貢献することを何よりも優先して生きてきた結果、メンタルダウンで会社に行けなくなるという事態を招いてしまいました。
なので、具体的な働き方は模索中ですが、これからは「べき思考」という考え方のクセをゆるめて、仕事はほどほどにやっていこうと思っています。
あなたはすでに頑張りすぎているかも?
私はよく「人生は60点で合格」と言っています。
これは仕事に対しても同じです。
仕事を楽しみ、長く会社で働き続けている人は、普段はちょっと力を抜いて働いています。
本当はみなさんにも、そのように働いてほしいのです。
井上智介 著 『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』より引用

いつでも転職できる自分になるには?

いつでも転職できる自分になるためのポイントは2つ。
いつでも転職できる自分になるには?
- 希少性の高いスキルを磨く
- 自ら仕事を創り出す力を鍛える
①希少性の高いスキルを磨く
色々な資格をとるということではなく、あなた自身の得意なことを掛け合わせましょう。
希少性の高いスキルを、「読まれるブログとは?」という視点で例えると…
サッカーが大好きな人は日本中にたくさんいますが、自分が選手としての経験値もある人となると少なくなります。
さらに「英語」とかけ合わせて「英語×サッカー」というかけ合わせのある人は、かなり少なくなるでしょう。
英語ができれば、ふつうの日本人ではアクセスできないサッカーの情報も得ることができます。
ヨス 著 『読まれる・稼げる ブログ大全』より引用
あなたにとっての掛け合わせを知るためには、今までの人生を時系列で書き出してみましょう。
自分について書き出してみる
- あなたが好き/嫌いだったもの
- あなたがやってきた/学んできたこと
- あなたが得意だった/興味があったこと
私自身も振り返ってみました。
私の希少性とは何かまとめると、
文章で自分を表現する × 信頼を得るために努力できる × 自分軸で生きようとしている
つまり、他人軸で生きていた人間が自分軸で生きるとどうなるのか。
その過程を発信することによって、生きづらさを感じている人に寄り添えるのではないかと思います。
…あくまで仮説ですが。
②自ら仕事を創り出す力を鍛える
上司から言われたことだけをこなすのではなく、自ら課題を発見して自分の仕事としていく力だと解釈しました。
作業者マインドから思考者マインドへスイッチする
自分の付加価値を生み出すためには、作業者マインドを捨てて「思考者マインド」を持たなければいけません。
つまり、すべてのタスクに対して自分でしっかりと考えることが必要です。
何となく仕事をしていると気づかないようなところに、改善点は存在します。
ハック大学 ぺそ 著 『行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術』より引用
テレビを観たり、本を読んだりしたときに得た情報を、「自分はどう思ったのか」という意見を添えると、思考者マインドを持てます。
Twitterでつぶやくときも同様に、「ステキ!」「感動した!」と反応するだけではなく、「どこがステキに感じたのか」「自分は何に感動したのか」を言葉にするといいでしょう。
私はこのように日々訓練しています。
モヤモヤを解消する一歩として何ができるか?

モヤモヤを解消するための一歩として何をしたらいいでしょうか。
ポイントは2つ。
モヤモヤを解消する一歩
- ネガティブな感情を書き出す
- 人に話して他者視点を取り入れる
①ネガティブな感情を書き出す
イライラしている、モヤモヤしていることをノートに書き出しましょう。
ネガティブな感情を書き出すと、あなたの本音を探ることができます。
ネガティブな感情と本音の関係は、1つのコップの中で二層でわかれている油と水のようなものです。
油がモヤモヤやイライラなどのネガティブな感情で、その下にある水が本音です。
水である本音は、ネガティブな感情である油を取り除いた後に見えてくるのです。
佐野 創太 著 『「会社辞めたい」ループから抜け出そう!転職後も武器になる思考法』より引用
ネガティブな感情をノートに書き出した結果、前述の自分が理想とする働き方が見えてきました。
理想の働き方
- 目標に向けて自ら計画して、自分がやりたい方法で実行できる
- 同じ方向を向いた仲間と助け合える
- その結果として、相手に安心を提供でき、信頼につながる
②人に話して他者視点を取り入れる
信頼できる家族や友人に自分の想いを話してみましょう。
ちょっと身内には話づらいなぁと感じる場合は、コーチングサービスがおすすめです。
自分の過去と向き合うのは少々しんどい思いもしましたが、自分の思考のクセであったり、自分が大事にしている価値観に気づくことができます。
決して一人で考え込まないようにしましょう。

3~5年後のビジョンを描くためのヒント
イベントに参加中、1つ質問をして回答を頂いたので共有します。
- 3~5年後のキャリアビジョンを描くためのコツはありますか?
-
「今からできる範囲で理想の生活を送ってみる」
「社外も含めて、”あの人のようになりたい!”と思える人を見つける」
上司から「3~5年後のビジョンは?」と聞かれても、うまく答えられないのが悩みでした。
その理由がスッキリ。
私にとって、”あの人のようになりたい!”と思える人が身近にいないから、モヤモヤしていたんだなと。
まずは、自分にとって理想の働き方・生き方をしている人を探すのが当面の課題だと感じます。
まとめ
今回のイベントでの学びをまとめます。
キャリアに対してモヤモヤしたら、「自分がどうありたいのか」を考え、言語化することが大切。
でも、一人で考え込んでいては納得できる答えが見つかりづらい。
だからこそ、ネガティブな感情を書き出して、自分の本音に気づく。
そして、人に相談して言語化する必要があるということを学びました。
その言語化する手助けになるのが、キャリアコーチング。
私がキャリアコーチングを受けてみて、どういう変化があったのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ご興味がありましたら、ぜひご覧ください。

もっと詳しく知りたいあなたへ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事内で引用した書籍をご紹介します。
きっとあなたのキャリアを考える上で役に立つ書籍です。
ぜひお手に取ってご覧くださいませ。
「最近メンタルが弱っているな…」と感じるあなたへ
「この会社ムリ…」と思いながらがんばっているあなたへ
「稼げるブログとは何か?」知りたいあなたへ
「最新のビジネスマインドを知りたい」あなたへ
「自分の本音を知りたい」あなたへ
コメント