「文章スキルが上がらない…」とお悩みのあなたへ。
この記事を読むと、スラスラ書けるようになります。
- 1記事書くのに時間が掛かる
- 文章スキルをアップしたい
- 記事をスラスラ書けるようになりたい
自己紹介

ろぼです。
WEBライター検定3級に合格しました。
ブログ歴8ヶ月目。
WEBライター検定3級の合格率は5%以下
WEBライター検定3級とは、クラウドワークス公式のスキル検定。
コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」監修のライティングテストです。
講義動画も検定も無料ですよ。






上手く書こうと思わなくていい


あなたにとって「良い文章」とは何ですか?
ブログにおいては、かっこいい言い回しや、格式高さは意識しなくていいのです。
例えるなら、友人にLINEでメッセージを送る感覚。
上手く書こうと思う必要はありません。
1番大切なのは、最後まで読んでもらえること。
良い文章とは、完読される文章である
完読を完食に例えると…
適切な長さで、旬の話題で、テンポがイイ文章。
(中略)
もちろん条件はこれだけではありませんが、こんな文章がもしあったら、引き込まれたまま、おしまいまで読んでしまいそうですね。
これから長く付き合っていく「完読される文章」という旗印。
見失いそうになったら、おいしく完食できるラーメンを思い出して、ジャッジメントの補助線としてみてください。
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 」より引用
※ジャッジメント=判断。判定。
スラスラ書ける「素材文章術」


まず、素材文章術って何?から解説します。
素材文章術とは、「どのように書くか」ではなく「何を書くか」を重視した文章術。
この「何を」にあたるが素材です。
つまり、素材が良ければ、書くことに困らなくなるという仕組み。
素材とは?
- 独自の事実
- 数字
- エピソード(コメント)
1つ例文をご紹介します。
①独自の事実


枠で囲った内容が、独自の事実。
成城石井独自の取り組みについて、事実が書かれています。
②数字


価格、期間、温度、時間が具体的な数字で表現されています。
数字を使うことでわかりやすくなります。
③エピソード(コメント)


枠で囲った内容は、取材を受けた担当者が語ったエピソードです。
エピソードは物語とも言い換えられます。
言葉を生み出す小説家やエッセイストは天才で、私たちは凡人です。
別格だと捉えましょう(;’∀’)
素材文章術 5つのステップ
素材を活かした文章術を5つのステップでご紹介します。
「誰に?」「何を伝えたい?」を考えましょう
とにかくメモしましょう
集めた素材をすべて書き出そう
箇条書きでOK
完璧主義を捨てて、一気に書ききろう
一晩寝かせて、客観視しよう
①書く目的と読者を定めよう


ブログ記事を書く上で大切なこと。
それは、「誰に」「何を伝えたいか」です。
もっと言うと、読者にどうなってもらいたいのか。
読者の利益(ベネフィット)とも言いますね。
Twitter界隈で「100記事書きます!」という発言を良く見かけますが、
「100記事書く」のは目標であって、目的にしてはいけません。
たとえば、会社で議事録を書くという仕事があったとします。
議事録を書く目的は「会議の内容を思い出すため」であって、議事録を書くこと自体は目的ではありません。
- 目的=読者にどうなってもらいたいのか
- 読者=ターゲット(例)同じ悩みを抱えている人
読者については、できるだけ具体的に絞りましょう。
思いつかなかったら、あなた自身で勝手に決めちゃってOK。
②素材を集めよう


素材を集める手段は、取材したり、ネットで検索したりと色々ありますが、基本はメモです。
メモするポイントを詳しく紹介しますね。
とにかくメモろう
「このネタ、ブログで書けそうだな」と思っても、メモしないと忘れてしまいます。
私はブログに限らず、職場でも自他共に認めるメモ魔。(笑)
常にメモ帳とペンを持ち歩き、
メモ帳を取り出せないときは、スマホのメモアプリを使っています。
なぜメモを取る必要があるのでしょうか。
理由は2つ。
(1)自分の思考を紙の上に定着させることのできないものが、他人にわからせる文章を書けるはずがない
(2)メモやノートは、原稿執筆の段階で、材料(データ)として役だてることになる
『知的トレーニングの技術[完全独習版] 筑摩書房』
ポイント
- いつでもメモを取れるようにしておく
- アイデアの浮かびやすさは場所によって違う
- 書き出したメモやノートを整理して文を組み立てる
(1)いつでもメモを取れるようにしておく
いいアイデアはいつ、どこで浮かぶかわかりません。
メモ帳とペンを持ち歩くようにしましょう。
スマホのメモアプリもおすすめです。
何をメモすればいいの?
- 思いついたアイデア
- 気づき
- TODO(しなければならないこと)
- 読んだ本の抜粋、読書のまとめ
- 日誌 など
(2)アイデアの浮かびやすさは場所によって違う
アイデアが生まれやすい場所ってご存知でしょうか。
創造性の4B
- Bus(バス。移動しているとき)
- Bed(ベッド。寝ているとき、寝る前、起きたあと)
- Bathroom(風呂。トイレも含む)
- Bar(バー。酒を飲んでいるとき)
③素材を組み立てよう


メモをもとにした文章のつくり方3ステップ
質より量を重視して、思いつく限り書き出しましょう。
アイデアは箇条書きでOK。
グループ分けや順番を決めるときは付箋メモが便利。
ノートに書いてしまうと、順番を入れ替えるのが面倒です。


付箋メモをもとに書き始めましょう。
④一気に書ききろう


完璧主義を捨てて、集めた素材をもとに書ききりましょう。


「名文」を繰り返し読む
とはいえ、書く手が止まってしまう…。
そんなあなたは、書く練習よりも読む練習が必要です。
名文を読みましょう。
名文を読むメリット
- 語彙を増やせる
- 言葉づかいを学べる
- 文章のリズムを身につけられる
「こんなふうに書きたい」と思える「あなたにとっての名文」を見つける
名文の選び方は…
読み手によって文章の好き嫌いがあります。
あなたが「おもしろいな」「読みやすいな」「親しみやすいな」と思った文章があれば、
それがあなたにとっての名文です。
「これだ!」と思う本は繰返し読む
文章力を身につけたいのであれば、「これだ!」と思える本を繰り返し読んで、
自分の中に取り込んでいくのが効果的。
スポーツや楽器演奏でも、同じことを繰り返すなかで技術が身についていきます。
文章力も同じです。
⑤見直そう


バーっと書ききったあとは、見直しが必要。
なぜ推敲が必要なの?
- 誤字(変換ミス)や脱字(書き落とした文字)をなくすため
- 情報に間違いがないか確認するため
- わかりやすい表現に差し替えるため
推敲の3つのポイントを紹介します。
- 時間を置く
- 印刷する
- 声に出して読み返す
特に、時間を置く(一晩寝かせる)は効果的です。
理由は…
・頭の中にある文章を補って、書き終えた原稿を読んでしまう
・書いたときの気持ちが残っていて、客観的に読むことができない
「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。」より引用
まとめ
今回は、文章スキルが上がらないブログ初心者のあなたへ。
スラスラ記事を書ける方法についてご紹介しました。
ブログにおいては、小説家のようなかっこいい言い回し、格式高い表現は不要です。
上手く書こうとせず、読者に完読してもらえる文章を目指しましょう。
素材文章術のポイントをおさらいします。
素材とは?
- 独自の事実
- 数字
- エピソード(コメント)
「誰に?」「何を伝えたい?」を考えましょう
とにかくメモしましょう
集めた素材をすべて書き出そう
箇条書きでOK
完璧主義を捨てて、一気に書ききろう
一晩寝かせて、客観視しよう
もっと詳しく知りたいあなたへ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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