会議でモヤモヤすること、ありませんか?
たとえば
「発言を求められても、あんまり意見が言えない」
「意見はあるけれど、却下されそう」
「発言するタイミングがわからない」
特にHSP(繊細さん)気質なあなたは、「私には意見がない」と思いがち。
今回は、そんなお悩みを解決するコツをご紹介します。
- 思っていることを言葉にできない
- 会議で存在感を示したい
- 発言できるようになりたい
今回ご紹介する内容は、オンラインスクールSchoo「会議で意見を「伝える」コツと心構え(伊藤 羊一 先生)」の講座をもとに、HSP目線でまとめてみました。
自己紹介

ろぼです。
会社員を休職中。
性格はHSP気質です。


《会議の心構え》事前準備が大切


会議で発言するために、特別なセンスは必要ありません。
事前に会議の流れを想像して、あなたが伝えたいことを簡単にまとめておきましょう。
ガチガチに決めるのではなく、ざっくりでOK。
伝えたいことをまとめるポイント
- 結論は?(賛成or反対)
- 根拠は?(なぜなら…)
- 事実は?(たとえば…)
相手にとっての正解を考えすぎない


HSP(繊細さん)気質なあなたは、「私には意見がない」と考えがちですが、そんなことはありません。
多くの場合、「自分の意見がない」は勘違い。
「意見はあるけれど、相手のニーズに応えなければと思うあまり言えなくなっている」だけなのです。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 武田友紀 著より引用
相手にとっての正解を出そうとするあまり、言葉が詰まって出てこない。
そのため、意見がないと思ってしまっているだけです。
まずは、あなたには意見があることに気づいてください。
たとえ、相手を100%満足させるものでなかったとしても、
思っていることを伝えようと気持ちをゆるめるところから始めてみませんか?
会議で緊張しなくなるコツ
会議で緊張しなくなるコツを3ステップで紹介します。
普段の生活で「考えて、伝える」力を鍛えましょう
会議前に「あなたの主張」「反論への備え」「自分の立ち位置」を考えておこう
会議本番。
「場への入り方」「1対1で話している感覚」「こんなときは?」を知って、実行しよう
①鍛えよう


会議で存在感を示すためには何を鍛えたらいいでしょう。
色々ありますが、まずは…
「考えて、伝える」力を鍛えるには?
個人的には、読書、オンライン講座、YouTubeの感想を一言にまとめるのをオススメします。
ポイントは、誰かの正解ではなく、あなた自身がどう思ったか。
紙のノートに書くのもいいですが、TwitterなどのSNSに感想をつぶやくとイイ練習になります。
たとえばこんな感じ。
読書が苦手なあなたは…
学びたい分野の本を、“ながら耳読書”しませんか?
役立つ本であれば、複数回聞くことも可能。
通勤や家事のすきま時間を活用しましょう。


②準備しよう


会議に備えて何か準備しているものはありますか?
ここでは会議前の5~10分でできる準備について紹介します。
(1)あなたの主張
冒頭にもご紹介しましたが、会議の目的を確認して、あなたの主張を考えましょう。
目的がよくわからない会議もたくさんありますが…(;’∀’)
主張をまとめるポイント
- 結論は?(賛成or反対)
- 根拠は?(なぜなら…)
- 事実は?(たとえば…)
(2)反論への備え
反論への備え。
これは自分の主張とは逆の主張をする人の気持ちを想像することであって、
“まず相手の言葉に耳を傾けよ”
ー相手に意見を述べさせ、最後まで聞く。
逆らったり、自己弁護したり、争論したりすれば、相手との障壁は高まるばかりだ。
相互理解の橋を架ける努力こそ大切で、誤解の障壁をかさ上げするなど愚の骨頂である。
“意見が一致する点を探せ”
ー相手の主張を聞いたら、まず賛成できる点を話す。
“素直であれ”
ー自分が間違っていると思う点を探し、素直にそれを認めて謝る。
それで、相手の武装がとけ、防衛の姿勢がゆるむ。
「人を動かす」 デール・カーネギー著より引用
論破することこそ正義!と勘違いしている人が稀にいますが、相手の想いに寄り添う。
これが大切です。
(3)あなたの立ち位置と入り方
会議における、あなたの立ち位置と入り方をイメージしておきましょう。
あなたの立ち位置を決めておく
- 意見を積極的に言うのか
- 周りの流れに任せておけばいいのか
- 意見を求められる可能性があるのか
入り方をイメージしておく
- どういう流れになりそうか想像する
- どうしても言いたい部分は何か
- いつ、どういうスタンスで入るか決めておく
③実行しよう


会議本番の振る舞いについて紹介します。
(1)場への入り方
- 場の空気と流れを読む
- いつ割って入るか読む(同調するor反対する)
- 一言目でどこまで言うか決める
「一言目でどこまで言うか」については、あなたの主張の結論だけ言うのか、結論+理由まで言うのかを決めましょう。
(2)1対1で話している感覚を持とう
HSP気質で大人数の前で話すのが苦手…と感じるならば、その場にいる一人に向かって話す感覚が大切。
できれば、その会議の議長に向けて話すようにしましょう。
そうすることで緊張が和らぎます。
(3)こんなときは?
会議中にトラブルが発生したときの事例と対処法を紹介します。
- 話をしている最中に頭が真っ白になったときは?
-
素直に「…すみません、何を言いたいか忘れました」と言いましょう。
大抵笑って許してもらえます(笑)
- 質問の意図が理解できないときは?
-
認識の誤りがないように、質問をオウム返ししましょう。
- 話の流れが見えなくなってしまったら?
-
隣りにいる人にこっそり確認しましょう。
オンライン会議の場合は、チャットを活用しましょう。
まとめ
今回は、発言できないHSP(繊細さん)なあなたへ 会議で緊張しなくなるコツと心構えについて紹介しました。
相手にとっての正解を出そうとしない。
ざっくりでもいいので、事前準備はしておくことが大切です。
ポイントをおさらいします。
伝えたいことをまとめるポイント
- 結論は?(賛成or反対)
- 根拠は?(なぜなら…)
- 事実は?(たとえば…)
会議で緊張しなくなるコツ
普段の生活で「考えて、伝える」力を鍛えましょう
会議前に「あなたの主張」「反論への備え」「自分の立ち位置」を考えておこう
会議本番。
「場への入り方」「1対1で話している感覚」「こんなときは?」を知って、実行しよう
もっと詳しく知りたいあなたへ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。
読書が苦手なあなたは…
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