こんにちは。ろぼです。
ブログを始めたら、Googleサーチコンソールの設定はした方がいい!と言われますが、具体的な使い方がわからないと感じることはありませんか?
今回は、Googleサーチコンソールでブログ初心者が見るべき2つのポイントを、実際の画面を使ってわかりやすく解説します。
- Googleサーチコンソールの何を・どのようにチェックすべきか使い方がわからない
- 検索パフォーマンスの画面しか見ていない
- そもそもGoogleサーチコンソールが必要な理由がわからない
自己紹介

ろぼです。2021年6月からブログを始めました。
Googleサーチコンソールは、検索パフォーマンスの画面しか見ていませんでした…。
Googleサーチコンソールの使い方は、この2つだけ抑えればOK


❶URL検査
URL検査とは、自分が作った記事の存在をGoogleに伝えるための機能。
Googleに対して私の記事はココだよとお知らせする
自分が記事を公開しても、Google側が気づいてくれないと検索結果に反映されません。そのため、自分からGoogle側に「私が書いた記事はここにありますよ」というお知らせをする必要があります。
特にトレンド(旬な話題)を記事にした場合は、忘れずに実施しましょう。
どのタイミングで実施するの?
- トレンド(旬な話題)記事を公開したとき
- 記事をリライト(記事を書き直す)したとき
- 新しい記事を公開したとき
❷検索パフォーマンス
❶よりもこちらの方が重要。記事をリライトするときの参考にします。
検索パフォーマンスでは、インターネット検索で自分のブログがどのようなキーワードで検索されたかがわかります。検索された具体的なキーワードをもとに記事をリライトしましょう。
検索パフォーマンスでは、Google検索での色々なデータを確認できます。
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR(クリック率)
- 平均掲載順位
- 検索クエリ
Googleサーチコンソールを使う目的は?


Googleサーチコンソールを使う目的。それは、自分のブログを改善するためです。
今よりももっと自分のブログを成長(改善)させるためには、どうすればいいか考える必要があります。考えるためには、基準となるデータが必要になるので、ブログを始めたらサーチコンソールの設定をしましょうと言われる訳です。
Googleアナリティクスも同様の理由で設定しておきましょう。


URL検査の使い方を解説
実際の画面を使って、Googleサーチコンソールの使い方を解説します。
まずはURL検査。
URL検査を実施するタイミング
- トレンド(旬な話題)記事を公開したとき
- 記事をリライト(記事を書き直す)したとき
- 新しい記事を公開したとき
サーチコンソールを開いて、《URL検査》をクリックします。


枠内に自分が作成した記事のURLを貼り付けて《Enterキー》を押します。


以下の画面が出るのでしばらく待ちます。


すでに公開済みの記事でGoogle側での登録が済んでいる場合は、URLはGoogleに登録されています と表示されます。


もし、登録されていませんと表示した場合は、《インデックス登録をリクエスト》をクリックします。


登録の依頼が完了すると以下の画面が出るので、《OK》ボタンで閉じましょう。


このURL検査をしたことによって、インターネット検索結果の上位に表示される訳ではありませんので注意しましょう。
自分の記事が登録されたか確認する方法
Googleに記事の登録依頼はしたけれど、実際に登録されたか気になりますよね。
登録されたか確認する方法は、記事のURLの先頭に《site:》を付けて検索してみましょう。
たとえば、登録依頼した記事のURLが「https://noboblog01.com/3337/」だった場合は、検索バーに「site:https://noboblog01.com/3337/」と入力して《Enterキー》を押します。


記事が登録されていると、検索結果に記事タイトルが表示されます。


登録されていないと、以下の画面が表示されますので、登録されるまで気長に待ちましょう。


検索パフォーマンスの使い方を解説
サーチコンソールを開いて、《検索パフォーマンス》をクリックします。


検索パフォーマンスの結果が表示されます。


- 合計クリック数:検索結果からクリックされた回数
- 合計表示回数:ブログが検索結果に表示された回数
- 平均CTR:検索結果に表示されてクリックされた割合の平均
- 平均掲載順位:掲載順位の平均
検索する期間を変更する方法
《日付:過去3か月間》をクリックします。


ここで検索期間を変えることができます。試しに《過去12か月間》をクリックして《適用》します。


過去12か月間に変更できました。


クエリの見方を解説


検索パフォーマンスの中で重要な箇所です。
クエリを見るときのポイント
- 狙ったキーワードで上位表示できているのか?
- 狙っていないけれど、流入があるキーワードがあるか?
クエリ・ページの確認方法
クエリは検索パフォーマンスの画面下に表示されるスペースで確認できます。
検索クエリを確認することで、どのようなキーワードで自分のブログが見られているのかがわかります。


ページもクエリと同様に検索パフォーマンスの画面下に表示されます。
クエリの隣の《ページ》をクリックします。


記事ごとのパフォーマンスを知りたい場合は、記事のURLをクリックします。


クリックした記事の詳細を確認できます。


画面下の《クエリ》をクリックすると、この記事がどのようなキーワードで検索されているか?がわかります。


POINT1 狙ったキーワードで上位表示されているか?
「エクセル 塗りつぶし 反映されない」というキーワードで検索されることを狙って、記事を書いたとします。
結果、掲載順位は4.2。もっと上位表示するためには、リライトする必要があることがわかります。


POINT2 狙っていないけれど、流入があるキーワードがあるか?
自分が狙ったキーワードではないけれど、実際に検索されているキーワードを確認しましょう。
たとえば、「エクセル 塗りつぶし 反映されない」というキーワードを狙って記事を書いたけれど、実際には「条件付き書式」や「テーブル」というキーワードでも検索されていることがわかります。
クエリで発見できたキーワードを追加して記事を修正すると、読者が増える可能性があります。


記事をリライトするときの使い方


サーチコンソールを使って、どのような状態の記事をリライトするべきかパターン別で紹介します。
リライトの判断材料
リライトの判断材料は3つ。
- クリック数
- 表示回数
- CTR(クリック率)
パターン1 掲載順位が高くてCTRが低い記事
これは検索結果の順位は高いけれど、クリックされていないという意味です。
タイトルは記事のタイトル。ディスクリプションは記事の紹介文のことです。
これがディスクリプションです。


掲載順位が1位だった場合のCTRは20%が目安と言われています。CTRが低い場合は、タイトルとディスクリプションを修正してみましょう。
掲載順位別 CTRの目安
- 1位:20%
- 2位:10%
- 3位:7~8%
- 4位:5%
- 5位:3~4%
パターン2 掲載順位が低いのに、表示回数が多い記事
これは検索結果の上位のページでは読者が満足していない。
つまり、検索結果の上位のページでは悩みが解決できずに、どんどん下のページまで見られているということです。
掲載順位を並び替えて確認する方法は、検索パフォーマンスの画面に表示されている《クエリ》を選択して《掲載順位》をクリックします。クリックするたびに、大きい順/小さい順に並び替えることが可能です。
順位が高い順にしたとき


順位が低い順にしたとき


表示回数も同様に並び替えできるので、確認してみましょう。
記事を上手く改善できると、アクセス数が増えるチャンスです。
パターン3 掲載順位が高いのに、表示回数が少ない記事
パターン2とは逆の状態。これは検索結果では上位に表示されているけれど、実際にクリックされていないということです。
このパターンはリライトする優先度が低いので、まずはパターン1と2を重点的に実施しましょう。
まとめ
今回は、Googleサーチコンソールでブログ初心者が見るべき2つのポイントを、実際の画面を使って解説しました。
ポイントのおさらいです。
❶URL検査
- 自分が作った記事の存在をGoogleに伝えるための機能
- 記事を公開するときやリライト時に使います
❷検索パフォーマンス
- インターネット検索で自分のブログがどのようなキーワードで検索されたかがわかります
- 記事をリライトするときに活用します
サーチコンソールを上手に使って、自分のブログを改善させましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ブログ初心者向けのオススメ書籍


コメント