「何か新しいことに挑戦しよう!」と思ったとき、気になる本を読んで終わり。
ビジネス系のTwitterやYouTubeチャンネルで「有益な情報ゲットした!」と思って、イイねボタンを押して終わり。
「ためになりました」とツイートして終わり…なんてことはないですか?
ちなみに、私は全部あります(笑)
有益な情報をゲットした=学んだ(身に付いた) と勘違いしちゃんですよね…。
せっかく知識を得たはずなのに、日常生活で活かせないなんてもったいないです。
そこで今回は「学び方がわからない! 意識を変えてから行動するのは間違い?」というテーマで、知識を活かす学び方を紹介します。
あなたの学習法に自信をもてるようになりますよ。
- 学んでいるつもりだが、身に付いていないと感じる
- 新しいことに挑戦して成果を出したい
- 効率的な学び方を知りたい
今回ご紹介する内容は、オンラインスクールSchoo「戦略的に学ぶ -マインドマップで学習計画を立てる、便利なアプリを活用する(塚原 美樹 先生)」の講座内容をもとに、自分が感じたこと・調べたことをまとめました。
自己紹介

ろぼです。
適応障害で休職経験あり。
性格はHSP気質。
一度で完璧を目指さない


ノウハウコレクターという言葉があります。
ノウハウコレクターとは、主にネットビジネスにおいて、情報商材や書籍を通して多くの知識を持っているものの、思うような収益があがっていない状況を指します。
情報を得ることに満足してしまい、実際に行動しないことが特徴的。
ノウハウコレクターは、なぜ行動できないのでしょうか。
それは完璧を目指してしまうからです。
私も仕事においては、完璧主義な傾向があるので、ノウハウコレクターの気持ちがすごくわかります。
「入念な準備をしないと不安で仕方ない…」
「今までもこのやり方だったから…」と思いますよね。
完璧主義というと慎重で真面目なイメージがありますが、何か新しいことに挑戦するときには足かせになってしまいます。
そこで、考え方を変える方法をご紹介します。
完璧主義の持つ「質を最大限まで上げる」考え方が役に立つこともありますが、それは行動の最終地点あたりで気にすれば良いことで、行動の取りかかりでは邪魔でしかありません。
「準備をしないと1歩目が踏み出せない」というのは、成長の速度を考えると遅延を生む結果となります。
少なくとも取りかかりの時点では、この完璧主義を捨て、代わりに着手主義という考え方を取り入れましょう。
ハック大学 ぺそ 著 「行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術」
取りかかりの段階では「とりあえずやってみる」が大事。
やってみると色々な課題が出てきます。
たとえば、新しくブログ始めて収益化したい!と思ったとき、
「SEOライティングとは」
「収益化しやすい記事のテーマは」
などの知識を得たとしても、いざブログをやり始めると、WordPressの設定でつまずいたり、サーバーの契約で悩んだりと色々な課題が出てきます。
どうせ後から課題が出てくるのであれば、やる前から色々考えるよりも「とりあえずやってみる」方がいいと思いませんか。
上手に学習を進める上での5原則
- 一度に完璧を目指さない
- 慣れてから理解する
- 全体から理解する
- 理解してから記憶する
- 繰返しながら記憶する
どんな分野の学習もこの手順で学習するのが効率的。
資格試験の勉強やPCスキルを身に付けるときは、この手順で学習しています。
意識を変えてから行動するのは間違い?


意識を変えてから行動をするというのは正しい考え方だと思っていました。
以前勤めていた会社でも、まずは意識改革から始めよう!なんて言葉があったので、疑いもしませんでしたが、成功している方の考え方は違います。
意識を変えて行動するのではなく、行動を変えることによって意識が変わるのです。
行動をしてみたら変化が起きたことを自覚し、「行動を起こすことに価値がある」という意識に変わるのです。
そうやって行動を継続していくと、行動変容が習慣に変わります。
意識せずに行動を変えようとしていくのです。
越川慎司 著 「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」
実際に行動してみた結果を振り返って、やってよかった!と思えれば、それが小さな成功体験となって「とりあえずやってみる」が習慣化します。
逆にやってみた結果が悪かった場合は辞めればいいだけです。
こう考えると、”ちょっとやってみようかな”と気持ちがラクになりませんか。
学び方の4ステップ
それでは具体的な学び方について紹介します。
学びたいことを明確化する


何か学びたいけれど、何から手をつけていいかわからない。
そんな方は「本屋をのぞき、多くの本に触れる」ことをオススメします。
今は本をネット通販で注文する方は多いと思います。
早いしラクだし、ポイント付くしで良いことだらけのように見えます。
しかし、ネット通販しか利用しなくなると、自分が知りうる情報が偏る、偏った情報しか持っていないと、妄信や絶対視ということが起きやすくなるデメリットがあります。
理由は、購入履歴から「おすすめ」される機会が増えるから。
リアルな本屋に行くと、さまざまな分野の本を目にすることになり、今まではスルーしていたものでも、興味や関心を持つきっかけになったりします。
私は日用品の買い物がてら、週に1回は本屋をのぞくようになりました。
本屋に行っても、必ず本を買う必要はありません。
「今はこの本が流行っているんだな」とわかるだけでも十分な情報です。
学習の選択肢を増やす


学習に役立つツールを紹介します。それぞれ特性があるので上手に活用しましょう。
動画・オーディオ
受け身でも学習でき、ながら学習がしやすい。
しっかりとした理解を作る前の準備段階(全体像を掴む、慣れる、馴染むため)に活用できます。
デメリットとしては、視聴するのに時間がかかります。
オーディオブックの活用
学びたい分野の本をながら”耳読書”することを習慣化できます。
役立つ本であれば、複数回聞くことも可能。
気楽に聴けるので冊数、回数を増やしやすい。
オーディオブックで、つまづきやすい人の特徴
- ながらで聴く場合、気が逸れやすいため、完全に意味を理解できないと諦めてしまいます。
-
一度で完璧に理解することはしなくてOK。
わからない言葉は飛ばしても大丈夫。
慣れる、馴染むことが大切です。
本
受け身では学習しにくい分、頭に残りやすい。
何かについて一定の理解を深めるために活用でき、読書力がつけば時間を節約することも可能。
活用例(必要な本は紙の本を購入する)
聴くだけでは不正確なことも、目で見ることで理解を深めることができます。
ポイントを鉛筆で線を引いたり、付箋を貼ったりすると振り返りしやすいです。
本を読むときは、付箋を用意してから読むようになりました。
あとから瞬時に振り返ることができるのでオススメです。


本で、つまづきやすい人の特徴
- 読むこと自体が辛いと感じて、読書を避けてしまいます。
-
自分にとって読みやすい本を見つけるところから始めましょう。
まず、全体の構成をつかみ、本に馴染んでから読む工夫をしましょう。
日々の生活の中で学習時間を生み出す


ポイントは3つあります。
①学習は仕事であると考える
緊急度は低いですが、重要度の高い仕事として捉えましょう。
未来の自分への投資につながります。
②読書会に参加してみる
自分が選ばなかった本について知ることができます。
Clubhouseなどの音声型SNSを活用しましょう。
③場所を変えてみる
自宅だと集中できないときは、コワーキングスペースやカフェなど、自分が落ち着く場所で学習してみましょう。
学習の成果をアウトプットする


インプットしたらアウトプットが大事!という言葉は良く聞きますよね。
アウトプットの例を3つご紹介します。
①学んだ内容を人に話す
本を読んだり、オーディオブックを聴いて「いいな」と感じたことを、人に話してみましょう。
自分の中で思ったことを整理することができます。
②マインドマップに書き出してみる
自分が学んだことの振り返りとして活用することができます。
③ブログやSNSにて情報発信してみる
本の内容だけでなく、自分自身の何かとつなげた内容として書いてみましょう。
この記事がまさにSchooの講座を受けたアウトプットなのですが…。
学んだ内容を誰かに教えるつもりで、人の話を聞く・本を読む・動画を見る習慣が身に付くと、アウトプットしやすくなる実感があります。
人に教えるためには、自分が理解していないと話できませんからね。
ブログに限らず、Twitterで発信するのもオススメです。
まとめ
今回は「学び方がわからない! 意識を変えてから行動するのは間違い?」というテーマで、知識を活かす学び方を紹介しました。
学習のポイントをおさらいしましょう。
上手に学習を進める上での5原則
- 一度に完璧を目指さない
- 慣れてから理解する
- 全体から理解する
- 理解してから記憶する
- 繰返しながら記憶する
何か取りかかる時は、完璧主義を捨てて着手主義。
とりあえずやってみようの精神で気軽に挑戦してみましょう。
本を読むことが苦手な方は、オーディオブックで本を聴く習慣から始めてみませんか?
参考書籍
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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