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考え方の癖(クセ)を変えると、人間関係が良くなる?!

考え方のクセを変えると人間関係が良くなる

「〇〇さん、機嫌悪いなぁ。私のせいかな…」

「これは当たり前のことだから、私も〇〇すべき?」

と気持ちが落ち込んだり不安になることはありませんか。

私たちには、それぞれ物事に対する考え方のクセがあります。

日頃から慣れ親しんだものなので、改めて自分の考え方のクセだと気づかないことも多いのです。

この”考え方のクセ”を知り、気づくことで気持ちを整理し、人間関係をより良くするきっかけをつくることができます。

今回は、考え方のクセを変えるとどのようなメリットがあるのか、わかりやすく解説します。

こんな方におすすめ
  • 職場での人間関係を良くしたい
  • 考え方のクセについて知りたい
  • 自分の考え方との向き合い方を知りたい

今回ご紹介する内容は、オンラインスクールSchooにて「どうせうまくいかない -勝手な決めつけを緩める方法-(大坂谷勇輝先生)」の講座内容をもとに、自分が調べたこと・感じたことをまとめました。

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目次

自己紹介

ろぼ

ろぼです。
性格はHSP気質。

自分が変わると周囲も変わり始める

他人に変わって欲しければ、自ら率先して変化の原動力となるべきだ。

ガンジー[マハトマ・ガンジー、マハトマ・ガンディー]
(19~20世紀インドの独立指導者・政治指導者・宗教家、1869~1948)

仕事をしていると、あの人がもっと優しければ…とか、なんでそんな態度をとるんだろう…とか、何かと相手に対して変わって欲しいと思ってしまいますよね。

相手の考え方を自分の力で劇的に180℃変えることって難しい。

それなら自分の考え方や行動を変えていきましょうということです。

恥ずかしい話ですが、「他人に変わって欲しければ… 」の言葉を知ったとき

「苦手な相手のために、なんで自分が変わらないといけないんだ!」と思いました…。

しかし「相手のため」と思うのではなく自分のためと思うことで納得し、考え方・行動を変えたら自然と周りが変わっていくという体験をしました。

過去と他人は変えられない?

過去と他人は変えられない。しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる。

心理学者 エリック・バーン

なぜ自分の考え方を変える必要があるのか。

その答えは心理学者 エリック・バーン氏の言葉のとおりです。

うまくいかなかったことに執着し、相手の言動に怒りを感じても、それは自分にはどうすることもできません。

でも、自分自身と未来をより良いものにすることは、自分ができること。

過去や他人も「自分の捉え方」を変えればいいのです。

ただ一つ注意しないといけないことがあります。

たとえば「相手の態度が悪いのは全部自分のせい」のように、すべて自分が悪いという風に考える必要はありません。

「なんでこんな考え方をしてしまうんだろう…」と原因を分析し始めると、気持ちが沈んで良いことはありません。

まだ自分にはやれることがあるぐらいの解釈にしておきましょう。

考え方の癖(クセ)を変える3ステップ

考え方のクセを変える方法を3つのステップで紹介します。

STEP
考え方のクセを知る

一般的にどのような考え方のクセがあるのか知ろう

STEP
自分の考え方のクセに気づく

自分の考え方のクセに気づく方法を知ろう

STEP
考え方のクセを変える

自分の考え方のクセを変えるとはどういうことか知ろう

考え方のクセを知る

一般的な考え方のクセには、どのようなものがあるのか紹介します。

考え方のクセ

白黒思考

すべての問題を白or黒、善or悪、良いor悪いと極端に判断する。

一般化思考

1,2回起こった経験を「次も失敗するに違いない」と思い込み、無力感を強める。

べき思考

自分または他人を「〇〇すべき」「〇〇すべきではない」と批判したり縛ったりする。

過大/過小評価思考

自分の短所・ミスのマイナス面を過大評価し、自分の長所・成功のプラス面を過小評価する。

占い思考

事実に関係なく「きっと〇〇になるに違いない」と未来を悪く予想して決めつける

マイナス化思考

自分にとってプラスや中立的な出来事を、事実とは無関係に「悪い方向」へ解釈する。

これらの考え方のクセは、悪い考え方ではありません。

ただし、極端にクセが強い場合、自分や他人に悪影響を及ぼす可能性があります。

私の場合、仕事やプライベートでも周りからの期待には100%応えるべきという「べき思考」が強かったです。

期待に応えようとするあまり、心と体を酷使した結果、適応障害・抑うつ状態で会社に行けなくなりました。

療養のため休職して、Schooや書籍、Twitterを通じて色々インプットした中で印象に残っているのは

「自分が思っているほど、周りは自分のことを気にしていない」ということです。

人間は他人のことには関心を持たない。ひたすら自分のことに関心を持っているのだ。

朝も、昼も、晩も。
ニューヨークの電話会社で、どんな言葉が一番よく使われているか、通話の詳細な研究をしたことがある。

案の定、一番多く使われているのは、”私”という言葉であった。500の通話に3,990回使われていたのである。

引用元:デール・カーネギー著 「人を動かす」  

生きやすくなる考え方 3選

幸せに感じ、生きやすくなる考え方を3つご紹介します。

プラス化思考

物事をプラス化して考える。

たとえば、失敗したときに「失敗したけど、学びがあったから次に活かそう」やダメ出しされたときに「気づきを与えてもらって良かった」という例です。

グラデーション思考

0か100の白黒で判断するのではなく、世の中には「70」とか「35」もあるよね、とフラットに考える。

望ましい思考

「〇〇すべき」というべき思考ではなく、「〇〇であると望ましい」と考える。

なぜ人は物事をマイナスに考えてしまうのか?

マイナス面に意識が向いたり、何かに過剰反応したりするのは仕方がないことだからです。

その理由は、人は昔から生存することを最優先に生きてきたから。

外敵から身を守る必要があったり、食料を確保しても腐らないように気にかけたり…。

なので、物事のマイナス面に注意を払う・過剰に反応してしまうのは、人としてもともと備わっている機能。

「自分はいつもマイナスに考えてしまう」と落ち込む必要はありません。

考え方のクセの作られ方

感情体験 × 回数 = 考え方のクセ

考え方のクセは経験によって積み重ねられていきます。

生まれながらにして、完璧主義な赤ちゃんって見たことないですよね。

自分で言うのもなんですが、学生時代から生真面目な性格でした。

勉強や部活、アルバイトも含めて色々経験してきましたが、根っこにあったのは「いてもらいたい人」になりたいという思いがあり、必要とされるためには周りの期待に応えるべきという考えが人一倍強かったです。

この考え方で成功していたので、社会人になってからも継続した結果、上司・同僚に評価してもらえるようなりました。

よって、

周囲の期待に応えるとイイことがある(感情体験) × 十数年(回数) = べき思考が強い(考え方のクセ)

が出来上がりました。

周囲に認められたなら成功体験では?

と思う方もいるかもしれませんが、この「べき思考」が強くなってしまったが故に心を病んでしまいました…。

自分の考え方のクセに気づく

自分の考え方のクセに気づく方法を紹介します。

心の中のつぶやきを観察

  • 「このタスク面倒だな…」
  • 「今日の夕飯、何食べようか」
  • 「あの先輩、いつも一言余計なんだよな…」

など日頃から心の中で思うことはありますよね。

このように人は1日に何万回も自己対話しているのです。

このように心の中で思うことを内言(ないげん)といい、外側に発している言葉を外言(がいげん)といいます。

  • 内言=本音
  • 外言=建前

心の中で思っていること、つまり本音を捉えることで、考え方のクセを発見しやすくなります。

イメージはTwitterのつぶやきです。

考え方のクセに気づくポイント

  • 感情が大きく動いた体験を思い出す
  • その瞬間のつぶやきを観察する

考え方のクセを変える

前提として、考えた方のクセに気づくと、クセは変わり始めるという傾向があります。

イイなと思ったことは続けていけますが、イヤだなと思うことは徐々にやらなくなります。

「クセに気づくこと=クセを変えるゴール」といってもいいでしょう。

ただ、自然に身を任せるのは不安…と感じますよね。

そんな時は、能動的に変える方法があります。

①変えるのではなく、緩める・減らす

考え方をポジティブに変えなきゃ!と意識すればするほど、できなくなる可能性があり、実際しんどいです。

そこで、おすすめなのは「中断する」ということ。

心の中で「やーめた」と区切りをつけたり、場所を変えたり、人に話を聞いてもらうのも有効的です。

②プラスな考え方のクセを増やす

マイナスを減らすのではなく、プラスを増やしていくという発想。

プラスを増やしていくことで、結果的にマイナスが減るという仕組みです。

自分にとって「これはプラスだな」と思う考え方を少しずつ増やしていきましょう。

考え方のクセを変える3ステップ

プラスな考え方を増やし、マイナスを減らすにはどのようにすればいいでしょうか。

3つのステップで紹介します。

STEP
気になるクセの代わりに欲しい考え方のクセを1つ思い浮かべる

たとえば「白黒思考」の方は「グラデーション思考」、「べき思考」の方は「望ましい思考」など。

STEP
あなたの欲しい考え方のクセを、すでに持っていそうな人・参考になりそうな人を数名思い浮かべる

友人・同僚・有名人や歴史上の人物でもOK。

STEP
思い浮かべた人たちとの繋がりや接点を増やしてみる

ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないのと同様に、人も人でしか磨くことはできません。
人間関係を変えることによって、自然と考え方が変わる可能性が高いです。

  • 身近な人の場合は、会って話を聞いてみる
  • 有名人の場合は、SNSをフォローしてみる
  • 歴史上の人物の場合は、書籍を読んでみる など

このステップを踏んでいくと、先の「感情体験×回数=考え方のクセ」によって、自分が欲しいと思考に近づくことができます。

私の場合は「べき思考」が強いため、このステップを実践して「望ましい思考」を手に入れたいなと思います。

まとめ

考え方のクセを変えるポイントを整理しましょう。

  • 感情体験×回数=考え方のクセ
  • 考え方のクセ=変える→緩める・減らす
  • 考え方のクセを増やす→人間関係を変える

人より「べき思考」が強く、辛い思いをした経験があるので「望ましい思考」を目指し、クセを緩めて・減らしていこうと思います。

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  • 上下関係適正
  • ストレス要因 など

もし、人に話を聴いてもらいたい場合は、キャリアコーチングがおすすめです。

あなた一人では辿り着けなかった答えのヒントを得られます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

考え方のクセを変えると人間関係が良くなる

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